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【ISPS NEWS】ISPSが「全英シニアオー プン」のタイトルスポンサーに就任

記者会見に登場したプロゴルファー、各団体の代表の皆さん。左から井戸木鴻樹、尾崎直道、倉本昌弘JGTO副会長、諸星裕JGTO会長、半田晴久ISPS会長、R&Aコマーシャル最高責任者ニール・アーミット氏、R&Aコマーシャルパートナーシップ担当ヘンリー・キーリング氏、山中博史JGA専務執行役、明神正嗣JPGA会長。©ISPS

「ISPS(国際スポーツ振興協会)」が、R&A(英国ゴルフ協会)が主催するシニアのメジャー競技、「全英シニアオープン」のタイトルスポンサーとなった。
日程は7月24日〜27日で、イングランドの名門、サニングデールGCにて開催され、主催はR&AとDPワールドツアーで、賞金総額285万ドル(約4億1600万円)、優勝賞金44万7800ドル(約6535万円)をかけて戦われた。

5月20日、都内ホテルでこのニュースが発表され、R&Aからは、コマーシャル最高責任者のニール・アーミット氏と、コマーシャルパートナーシップ担当のヘンリー・キーリング氏の、2人が出席した。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の諸星裕会長、倉本昌弘副会長を始め、日本ゴルフ協会(JGA)の山中博史専務執行役、日本プロゴルフ協会(JPGA)の明神正嗣会長らも出席した。                      

ISPSの半田晴久会長は、「ISPSハンダが、この歴史ある大会のタイトルパートナーとなれることを、大変光栄に思う。世界のゴルフ界を代表する大会の一つであり、最も由緒ある感動的な会場で開催されるもの。たんなる開催にとどまらず、スポーツが〝志と情熱〟をもって、何を成し遂げられるかを示す素晴らしい機会にしていきたい」と、語っている。

日本の一般社団法人が、海外メジャーのタイトルスポンサーになるのは、日本のゴルフ史初の快挙である。
これに、青木功、尾崎将司、中嶋常幸ら、日本ゴルフ界のレジェンドも、一様に驚きのコメントを寄せた。

「全英シニアオープン」のスポンサーはこれまで、世界的に知られる、時計メーカー・ロレックス社が務めていた。
しかし、今回からは、正式名称が「ISPSHANDAシニアオープン」となり、大会の「共同主催者」級の扱いになる。
R&Aの最高経営責任者マーク・ダーボン氏によれば、「ISPSHANDAは長年にわたり、世界的にプロゴルフ、およびアマチュアゴルフの熱心な支援者であった。これは、ゴルフを通して、健全な社会の発展に尽くしてきた、R&Aと理念が一致する」ということで、このような大会名称になったのだという。
また、DPワールドツアーCEOのガイ・キニングス氏は、「ISPSハンダは、あらゆるレベルのゴルフに対して、素晴らしい支援を提供している。さらに今年から、シニアオープンを支援頂けることを嬉しく思う。ISPSハンダと、欧州ツアーグループの関係が、さらに強化されることになる。半田会長の、長年にわたる支援に感謝している」と、ISPSとの関係強化と、これまでの支援についてこう述べていた。

ISPSは、通常の企業のように、プロゴルフ大会をスポンサーすることで、その〝費用対効果〟を求めることはない。
一般社団法人として、社会貢献を第一に考えているのだ。
盲人ゴルフの支援を始めて37年。障害者ゴルフの支援は、ほぼ20年になる。
今回の「全英シニアオープン」への支援でも、そのコンセプトは変わらない。
大会前のプロアマ戦では、障害者ゴルファーと盲人ゴルファーも、出場する予定である。
彼らの、「メジャーのプロアマに出たい」という長年の夢を叶えるためだ。

なお、今大会には、ISPSハンダアンバサダーのパドレイグ・ハリントンや、アーニー・エルス、トーマス・ビヨーンをはじめ、前年度優勝者のKJチョイ、ベルンハルト・ランガー、ホセ・マリア・オラサバル、ミゲル・アンヘル・ヒメネス、ダレン・クラークらが出場。
日本からは、藤田寛之、増田伸洋らが出場した。

Photo/ISPS、DP World Tour

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