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【ISPS NEWS】ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだ トーナメントで小平智が優勝!

北海道で2試合連続開催!第2週

ISPS HANDA 夏の決戦・ 誰が一番強いんだトーナメント
2025年8月21日~24日/北海道ブルックスカントリークラブ(7286ヤード・パー72)

優勝 小平智(Admiral)

1989年9月11日生まれ。172cm、70kg。東京都出身。ツアー通算8勝(日本シリーズ、日本オープン、日本ゴルフツアー選手権のメジャー3勝を含む)。「RBCヘリテージ」で米ツアー1勝し、7年間、米ツアーを主戦場に戦った。左はISPS 半田晴久会長、右はJGTO諸星裕会長。©Tsukasa Kobayashi

小平智、7年ぶりの勝利で再び米ツアーに挑戦!

キャディとして小平の勝利に貢献した、市原弘章(右)。市原建彦の弟で、プロゴルファーだ。©Eiko Oizumi
優勝が決まった瞬間、大堀裕次郎(右)がシャンパンを持ち寄り、勝利の美酒を一杯!©Eiko Oizumi

第2戦は、北海道ブルックスカントリークラブで開催された「夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」。
第1戦の優勝賞金額が1200万円だったのに対し、2戦目は今季男子ツアー最高優勝賞金額4260万円ということもあり、金谷拓実、大西魁斗、チャン・キムら米ツアーからの帰国組も参戦。
石川遼も出場し、大いに盛り上がった。

優勝は、国内ツアーで8勝目(うちメジャー3勝)を挙げた小平智。
2018年「RBCヘリテージ」で米ツアー初優勝を遂げ、この優勝を機に7年間米ツアーで戦ったが、シード権を失い、昨年から国内ツアーに復帰している。
今回、優勝賞金4260万円を獲得し、一気に賞金ランキング5位に浮上した。

「今までで一番嬉しい優勝。この報告を両親……父親に届けばいいですけど、今は母親だけなので、母に一番に報告したい」

2023年1月、父でありコーチの健一さんが他界。
小平は心の支えを失い「モチベーションが上がらずにゴルフをしていた」そうだ。
そんな中、「心もゴルフも整えよう」と6月末から1ヶ月半渡米し、ゴルフだけに集中する環境に身を置いた。
松山英樹ともラウンドし、「昔、小平さん、こういう感じでしたよね?」とスイングのヒントももらい、パターを褒められ、自信を取り戻したことも大きかったという。
さらに、シャフトも昔のものに戻したら、調子が戻ってきたのだそうだ。

「ヒデキもそうだけど、久常や(平田)憲聖らも〝一緒に回りましょう〟と声をかけてくれた。本当に人に恵まれていると思った。アメリカ合宿に行って、本当によかった」と語っていた矢先の優勝だった。

もし今年、賞金王になれば、来季のPGAツアーの最終予選会から出場できるが、もしなれなくても2次から予選会に出る予定。
「アメリカにはずっと戻りたいと思っているし、いつも頭の中にあるのは米ツアーのこと。以前出ていた時とは違う、練習や食事、ケアへのアプローチをしたい」と強い思いを語った。

害獣対策の「モンスターウルフ」が、夜中にコースで3台稼働。その風貌と鳴き声が話題となった。©Tsukasa Kobayashi
大会後には若手とベテランが入り混じる女子プロレスを開催。場外乱闘まで繰り出した。©ISPS
プロレスの後は、半田会長の歌に合わせて、花火1000発が打ち上げられた。写真は歌に合わせて指揮をする半田会長(右)と花火を鑑賞する小平。©ISPS

最終成績

優勝小平智−24
2位大岩龍一−23
3位岩田寛
金子駆大
−21
5位小木曽喬
ソン・ヨンハン
−20
7位蟬川泰果
下家秀琉
安森一貴
小西たかのり
幡地隆寛
−19
12位田中章太郎
池田勇太
−18
16位藤本佳則−17
37位生源寺龍憲
石川 遼
堀川未来夢
−13

予選落ち/金谷拓実、河本力、比嘉一貴、大西魁斗、谷原秀人

Text/Eiko Oizumi
Photo/Yoshitaka Watanabe、Tsukasa Kobayashi、ISPS

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