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1週間でシニア2大会開催!しかもゴールドシニアは賞金額が2倍!

高齢者が元気なら日本の活性化につながる

©Eiko Oizumi

ISPSは、現代の少子高齢化問題にも一石を投じている。
その顕著な例が「ISPSハンダカップ・フィランスロピーシニアトーナメント 」だ。

スタート時には年間7試合しかなかったシニア競技だったが、「年配者に勇気を与える」意味でISPSが初の賞金総額1億円を提示。
これに触発されて1億円競技が続発、試合数も年々増加し、現在の18試合まで活性化するに到っている。

ゴールドシニアの賞金額はシニアの約2倍

しかしISPSは19年大会で「高齢者に元気を与えることが、日本の活性化につながる」と方針を変更。
前年までシニアトーナメントの賞金額がスーパーシニア(68歳以上)のそれを上回っていたのを、昨年は逆転。
スーパーシニア(ゴールドシニアの名称に変更)の賞金額がシニアの約2倍になったのだ。

「70歳、80歳の選手がいつまでも頑張っていれば、世の高齢者の人たちの励みになる」という半田会長のメッセージが込められている。

ゴールドシニアに優勝したのは今年からゴールドシニア入りした新人? の中尾豊健(68)。

「試合に出ることが生き甲斐で、健康の秘訣。それが優勝となれば、更にこの先への希望が見えてきます」と喜びの表情。

だが、初の試みも19年限りで中止。
今年は高校生を含めた新たな大会をISPSは計画している。まさに「少子高齢化」への試金石だ。

©Eiko Oizumi

ISPSアンバサダーのコリン・モンゴメリーも参戦した。

©Eiko Oizumi

エージシュートを達成した選手には各日2万円が支給される。こんなご褒美も嬉しい。

©Eiko Oizumi

過去12年間、シニアツアーをサポートしたISPSに対して感謝の意を表する倉本昌弘PGA会長。

ISPSハンダカップ フィランスロピーシニアトーナメント

©Eiko Oizumi

ソク・ジョンユル(韓国)
日本シニアツアー1勝。日本を主戦場に韓国の試合にも出場している。

ISPSハンダ・ゴールドシニアオープン

©Eiko Oizumi

中尾豊健(アコーディアゴルフ)
1951年7月31日生まれ。
大阪府出身。通算7勝(うちレギュラーツアー1勝)。元PGA副会長。

モンゴメリーや尾崎健夫・直道、井戸木鴻樹の参加でプロアマ戦が大盛り上がり!

同週に2大会を開催したISPSは、プロアマも合同に行ない超豪華。

倉本昌弘PGA会長をはじめ、ISPSアンバサダーのコリン・モンゴメリー、契約選手の尾崎健夫、直道兄弟、全米プロシニアチャンピオンの井戸木鴻樹など数々のシニアの雄が参加した。

女子プロ人気のプロゴルフ界だが、男子シニアもいぶし銀の味がある。
選手との会話や技術などを楽しむには、シニアツアーはうってつけだ。

©Eiko Oizumi

河村雅之チームが優勝。大きなトロフィと副賞が贈られた。

©Eiko Oizumi

ジャンボ軍団のお笑いコント!? 左から飯合肇、尾崎健夫、直道。

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