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日本女子ツアー最終戦終了後に「調子も一時期よりは良くなってきている」
金谷拓実

Text & Photo/Eiko Oizumi

通算1アンダーで24位タイに終わった金谷拓実。

  現在、DPワールドツアーのシード権はないものの、出場できる試合にはスポット参戦している金谷拓実。今季のDPワールドツアーのシード権をかけてQ スクールに挑戦していたが、最終予選で3打及ばず、シード権を獲得することができなかった。

 そんな彼は「オーストラリアPGA」と「ISPS HANDAオーストラリアンオープン」のオーストラリア2戦に出場。「オーストラリアPGA」では7位タイに入り、「オーストラリアンオープン」では24位タイで終了した。現在、DP ワールドツアーランキングで21位の位置にいる。

「調子も一時期よりは徐々に良くなってきている。オフになってしまうけど。もっと良くなるように、来シーズンに備えたい」

 2021年には国内男子ツアー「東建ホームメイトカップ」で優勝している金谷。同年には国内12回、欧州1回とトップ10入りを記録しているが、2022年は海外挑戦の機会も増えた分、予選落ちの回数も13回と増えていた。だが、「日本オープン」5位など、今秋から徐々に調子を上げている金谷。DPワールドツアーのシード権は獲得できなかったものの、チャンスを伺いながらスポット参戦できる試合には出場し、自らランキングを上げていくことは可能だ。

「来年はヨーロッパも限定的なんで、アブダビとかはたぶん出られないと思う。2月のアジアの試合くらいから、出れたらいいなぁ、と。まだ流動的ですけど。しっかりいいプレーができるよう準備したいです」

 かつては世界アマチュアランキングで1位に輝き、「マコーミックメダル」を獲得したこともある実力派の金谷。調子を取り戻し、国内で、世界の舞台で活躍してほしい。

ナショナルチームのメンバーで、今大会に出場していた岡田晃平くん(右)も金谷のプレーを見学。その左隣は、ナショナルチームのガレス・ジョーンズコーチ。

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