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【注目のクラブセッティング】PGAツアートッププレーヤーたちの14本のこだわりをリサーチ&レポート

世界のトップランカーたちの14本には、彼らがツアーで戦うための工夫がたくさん隠されている。

なぜ、このクラブ、シャフトを使い、この構成にしているのか? 

自分のスタイルとコース攻略への意図が、この14本から伝わってくる。

TigerWoods タイガー・ウッズ

©GOLF DIGEST SHA

SIMドライバーの感触はグッド!

クラブ構成は不変!!

  昨年のマスターズを制し、メジャー15勝としたタイガーのセッティングは、1Wと3W、ウェッジがテーラーメイドのニューモデルに替わっている。

ナイキ時代、ドライバーやアイアンは、シリーズが代わっても自らの意向を反映したプロトタイプを頑なに使用していたタイガーだが、腰の手術を繰り返し現在の穏やかなスイングになってからは、ニューモデルに対してそれほど注文をつけることなく、積極的に使う意思が見られる。

 ドライバーはテーラーメイドのニューモデルのSIMを、センターの可変ウェイトポジションで使用する。

シャフトには、ディアマナ登場以来の三菱ユーザーであるタイガーが好む元調子系の「D+Limited Edition」を組み合わせている。

2019年マスターズ優勝時もこのシャフト。

自身のプレースタイルが固まっているため、ウッド3本、アイアンは3番から、ウェッジ2本というセッティングの構成は、10年のツアー復帰以来変わっていない。

パター、ボールは、今やタイガーの代名詞ともいえるモデルだ。

タイガー・ウッズのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(9度)テーラーメイドSIM
S:三菱ケミカル・ディアマナD+60(TX)
3W(14度)テーラーメイドSIM MAX
S:三菱ケミカル・ディアマナD+70(TX)
5W(19度)テーラーメイドM3
S:三菱ケミカル・ディアマナD+80(TX)
3I〜PWテーラーメイドP-7TW
S:DG TI-X100 
AW(56度)SW(60度)テーラーメイド・ミルドグラインド2-TW
S:DG TI-S400
PutterタイトリストS・キャメロンGSSニューポート2
Ballブリヂストンゴルフ・ツアーB XS

※S:はシャフト。

Rory McIlroy ローリー・マキロイ

初めてUTがバッグイン!!

©GOLF DIGEST SHA

3Wは、前のM6に似ているけど、SIM FWの方がミスに寛容だね!

世界ランク1位に返り咲き!

 ウッド系のクラブはすべてニューモデルのSIMにチェンジしたマキロイ。

「以前使っていたM5などのドライバーと比べてもスピン量が抑えられている。空気抵抗も改善されているから、スイングスピードは1m/hは上がって、2~5ヤードは飛距離も伸びている」とドライバーは満足のようだ。

そして、何よりも初めて採用したというハイブリッドが興味深い。

10月のクラブテストで初めて打ち、「ルックスも良いし、2番アイアンや5Wと同じ255~260ヤードの距離だけど、球のコントロールもしやすいし、アゲンストの時に抑えた球も打てる。

このハイブリッドは最高だよ」と、絶賛だ。

この番手のクラブは、ただ打ちやすいだけではなく、球の打ち分けができるかどうかが要求される。

テストの時にこのクラブを手渡された時には、「もう、僕はロングアイアンを打てないって!?」と冗談を言っていたが、試打をしてこれまでのハイブリッドとは違う、“使えるクラブ”になったのだ。

2月9日付の世界ランクで5年ぶりの1位に返り咲いたマキロイ。

彼にとってこのクラブが、残すはマスターズのみとなったグランドスラム奪取に強い味方となったことは間違いない。

1W

©GOLF STYLE
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UT

©GOLF STYLE
©GOLF STYLE
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ロリー・マキロイのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(10.5度)テーラーメイドSIM
S:三菱ケミカル・クロカゲシルバーTiNi70(X)
3W(15度)テーラーメイドSIM
S:三菱ケミカル・テンセイCKプロホワイト80(TX)
5W(19度)テーラーメイドSIM
S:三菱ケミカル・テンセイCKプロホワイト90(TX)
UT(19度)テーラーメイドSIM MAXレスキュー
S:プロジェクトX HZRDUSブラック105(6.5)
3Ⅰ〜4ⅠテーラーメイドP-760
5I〜PWテーラーメイドP-730
S:ライフルプロジェクトX7.0
AW(54度)
SW(60度)
テーラーメイド・ミルドグラインド2-SB 
テーラーメイド・ミルドグラインド2-LB
Putterテーラーメイド・スパイダーツアー
BallテーラーメイドTP5

※S:はシャフト。

Brooks Koepka ブルックス・ケプカ

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クラブ契約フリーを浸透させたケプカが選んだのはマーベリック!

  全米オープン連覇(17年、18年)、全米プロ連覇(18年、19年)で、一気に世界ランクの頂点にまで上り詰めた元世界ランク1位が、このケプカだ。

トレーニングで作り上げた強靭な身体から生み出される強い弾道が特徴で、兄貴分と慕うダスティン・ジョンソンとともに、PGAツアーのゴルフをパワーゲームへと変貌させた選手といえる。

クラブセッティングからもそのパワフルぶりはうかがえる。

  ロングゲーム領域は、ドライバーと3Wのみで対応し、ティーショットでの3Wの飛距離は300ヤード前後という。

その下の番手は、アイアンで対応する。

3番アイアンは中空タイプのモデルにカーボンシャフトを組み合わせて、3Wと4番アイアンの間の距離をカバーする。

アイアンは、クラブ契約フリーの選手たちがこぞって使用する日本メーカー、ミズノJPXのツアーモデルだ。

メジャー4勝を成し遂げたのは、ロングショットだけではなく、グリーン上の巧さもその要因。

これまで一貫して変わらなかったキャメロンパターのT10から、今年その後継モデルにチェンジしている。

Putter

©GOLF STYLE
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スコッティ・キャメロンのT10セレクトニューポート2からテリリウムTNP2へ!

ブルックス・ケプカのクラブセッティング

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1W(10.5度)キャロウェイ・マーベリック・サブゼロ◆◆◆
S:三菱ケミカル・テンセイAVホワイト75(TX))
3W(16.5度)テーラーメイドM2ツアー
S:三菱ケミカル・ディアマナD+80(TX)
3Ⅰ(19度)テーラーメイドP-790
S:三菱ケミカル・テンセイCKプロホワイト100HY(TX)
4Ⅰ〜PWミズノJPX919ツアー
S:DG TI-X100
AW(52度)
SW(56度)
LW(60度)
タイトリスト・ボーケイSM8-F
タイトリスト・ボーケイSM8-S
タイトリスト・ボーケイSM4 TVD-M
S:DG TI-S400
PutterタイトリストS・キャメロン・テリリウムTNP2ツアー
Ballタイトリスト・プロV1x

※S:はシャフト。

Jon Rahm ジョン・ラーム

昨年の欧州ツアー賞金王

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「いいドライバーだよ。ロースピン弾道で、飛距離も出てるよ!」

ツアー3勝ながら、自身最高の世界ランク2位に!

  強い下半身の土台を持ち、ショットが暴れるという印象のないラームは、ビッグネームを揃えるテーラーメイド契約の一員を担っている。

すべてのショットにおいて、コンパクトなトップから素早い切り返しが特徴。

そのスイングを支えているのは、一貫して変わらないアルディラ・ツアーグリーンシャフトだ。

穏やかなしなりで、ラームの切り返しのパワーを受け止め、ロースピン弾道を実現してくれる。

ドライバーはニューモデルのSIM。

「風の強いところでも強い球が打てるし、スイングスピードも上がっている」と、気に入っている様子だ。

ジョン・ラームのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(10.5度)テーラーメイドSIM
S:アルディラ・ツアーグリーン75(TX)
3W(15度)テーラーメイドSIM
S:アルディラ・ツアーグリーン85(TX)
5W(19度)テーラーメイドSIM
S:グラファイトデザイン・ツアーAD DI-8(X)
4ⅠテーラーメイドRSi-TP UDI
4Ⅰ〜PWテーラーメイドP-750ツアープロト
S:ライフルプロジェクトX6.5
AW(52度)テーラーメイド・ミルドグラインドHI-TOE
SW(56度)
LW(60度)
テーラーメイド・ミルドグラインド2-SB
S:ライフルプロジェクトX6.5
Putterテーラーメイド・スパイダー・ツアープロト
BallテーラーメイドTP5

※S:はシャフト。

Hideki Matsuyama 松山 英樹

スリクソンプレーヤーの筆頭!

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3月のフロリダシリーズからニューアイアン投入!!

 今や押しも押されもせぬ日本人選手の筆頭で、PGAツアーの第一線でその存在感を示し続けている松山。

国内メーカー、ダンロップとのクラブ契約で、正式には発表されていないが10本契約だと思われる。

そのため、アイアンより上の番手は、毎年他メーカーの最新モデルをテストしている。

今シーズン彼がドライバーにチョイスしたのは、テーラーメイドの寛容性の高いSIM MAX。

スリクソンZR-30を長年使っていたが、それ以降はつかまりに重点を置いたクラブチョイスが見られる。

アイアンはマッスルバックを好み、写真のZ965からZフォージドへと移行している。

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松山英樹のクラブセッティング

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1W(9度)テーラーメイドSIM MAX
S:グラファイトデザイン・ツアーAD XC-8(TX)
3W(15度)テーラーメイドM4
S:グラファイトデザイン・ツアーAD XC-9(TX)
UT(19度)テーラーメイドSIM MAXレスキュー
S:グラファイトデザイン・ツアーAD DI-115HYB(TX)
4Ⅰ〜PWダンロップ・スリクソンZ965プロトタイプ
S:DG TI-S400 
AW(52度)
SW(56度)
LW(60度)
クリーブランドRTX4フォージド
S:DG TI-S400
PutterタイトリストS・キャメロンGSSタイムレス
Ballダンロップ・スリクソンZスターXV

※S:はシャフト。

Dustin Johnson ダスティン・ジョンソン

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ツアーきってのロングヒッターもウッド型UTを採用!

ツアー優勝を20勝に積み重ねているDJは、ロングショットが魅力だ。

スピン量の少ないのがDJの特徴で、ドライバーはニューモデルに移行してもハイロフトをチョイスしている。

これまで、ウッドはドライバーと3Wの2本構成が彼の王道セッティングだったが、そこに同じテーラーメイド契約のマキロイ同様、19度のUTが加わった。

アイアン型のドライビングアイアンよりも、やさしく球筋を作ることができるというのが選択の理由。

シャフトには100g台の重量カーボンを組み合わせている。

パッティング巧者でもある彼は、ここ数年はマレットタイプを好み、取材したジェネシス招待ではニューモデルのトラスをテストしていた。

ダスティン・ジョンソンのクラブセッティング

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1W(10.5度)テーラーメイドSIM
S:フジクラ・ベンタスブラック6(X)
3W(15度)テーラーメイドSIM MAX
S:プロジェクトX HZRDUSブラック95(6.5)
UT(19度)テーラーメイドSIM MAXレスキュー
S:プロジェクトX HZRDUSスモークブラック100HY(6.5)
4Ⅰ〜PWテーラーメイドP-730 DJプロト
S:DG TI-X100
AW(52度)
SW(60度)
テーラーメイド・ミルドグラインド2-SB
S:FST・KBSツアー120(S)
PutterテーラーメイドTRUSS TM1
BallテーラーメイドTP5

※S:はシャフト。

Justin Thomas ジャスティン・トーマス

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ショートゲームの匠がニューウェッジに移行!!

 それほど体格は大きくないが、抜群のショートゲームをベースに、世界ランクのトップ10に君臨するトーマスだが、そのプレースタイルがクラブセッティングにもしっかりと表れている。

PWから下の番手をすべてボーケイウェッジで揃え、ジェネシス招待でニューモデルのSM8にスイッチしているが、その細かいロフトバリエーションは長年不変のもの。

パターは、大きめのマレットを好み、勝負所で入れてくるパッティングは彼の魅力でもある。

クラブチョイスは、このセッティングからほぼズレることはなく、替わっても同タイプのモデルという自分の好みがはっきりしている選手だ。

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ジャスティン・トーマスのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(9.5度)タイトリストTS3
S:三菱ケミカル・ディアマナZF60(TX)
3W(15度)タイトリストTS3
S:三菱ケミカル・テンセイCKプロブルー80(TX)
5W(18度)タイトリスト915Fd
S:フジクラ・モトーレスピーダーVC9.2TS(X)
4ⅠタイトリストT100
5Ⅰ〜9Ⅰタイトリスト620 MB
S:DG TI-X100
PW(47.5度)
AW(52.5度) 
SW(57度)
タイトリスト・ボーケイSM7-F
LW(60.5度)タイトリスト・ボーケイSM6-K
S:DG TI-S400
PutterタイトリストS・キャメロン・フューチュラX5ツアー
Ballタイトリスト・プロV1x

※S:はシャフト。

Phil Mickelson フィル・ミケルソン

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パワーの衰えを感じさせないミケルソン流のクラブチョイス

 今年6月でシニア入りの年齢50歳となるミケルソン。

体力の衰えをカバーし、スイングのキレを取り戻すため、オフシーズンに減量し、すっきりとした体型へと変身。

年齢による飛距離の低下には、クラブ選択での対応も見られる。

4~6番アイアンのロフトが立っている番手には、“飛び系”アイアンを採用し、飛距離とともに高さを出せるモデルを選んでいる。

不変の64度のウェッジは、大きくオフセットされたグースネックのプロトウェッジ。フェースを極端に開いて真上に上げるミケルソンの代名詞といえるロブショットを可能にしている。

©GOLF STYLE
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ここまで曲げられたグースネックは、ミケルソンならでは!

フィル・ミケルソンのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(9度)キャロウェイ・マーベリック・サブゼロ
S:アルディラROGUEブラック130MSI-60(TX)
3W(13.5度)キャロウェイ・マーベリック・サブゼロ
S:アルディラROGUEブラック130MSI-80(TX)
4W(16.5度)キャロウェイ・エピックフラッシュ・サブゼロ
S:プロジェクトX HZRDUSスモーク・イエロー80(6.5)
UT(18度)キャロウェイXフォージドUT
S:USTマミヤiROD-95(F5)
4Ⅰ〜6Ⅰキャロウェイ・エピックフォージド
S:FST・KBSツアーV125
7Ⅰ〜PWキャロウェイAPEXプロ(2019)
AW(56度)キャロウェイ・マックダディ4-S
S:FST・KBSツアー120(S)
SW(60度)
LW(64度)
キャロウェイPMグラインド
S:FST・KBSツアーV125
Putterオデッセイ・ホワイトホットXGブレードPMプロト
Ballキャロウェイ・クロムソフトX

※S:はシャフト。

Adam Scott アダム・スコット

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680アイアンはアダムの代名詞

 4年ぶりのツアー優勝を遂げ、世界ランキングもトップ10に返り咲いたスコット。

プロ入り以来のタイトリストプレーヤーで、そのクラブチョイスは興味深い。

ドライバーはTSシリーズの中で最もスピン量の少ないTS4を選び、飛距離への欲求が窺える。

アイアンは、2003年に発売されたコンパクトなヘッドサイズのクラシカルマッスルバックで、キャビティモデルを使用した時期もあるが、結局はこのモデルに戻るアダム専用モデルと言えるアイアンだ。

パターは、今ではツアーであまり見かけなくなった長尺モデルを愛用する。

アダム・スコットのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(10.5度)タイトリストTS4
S:グラファイトデザイン・ツアーAD DI-8(X)
3W(16.5度)タイトリストTS2
S:フジクラ・ランバックスP95(X)
3Ⅰタイトリスト716T-MB
S:FST・KBSツアー130(X)
4Ⅰ〜9Ⅰタイトリスト680フォージド
S:FST・KBSツアー130(X)
PW(48度)
AW(52度)
SW(56度)
LW(60度)
タイトリスト・ボーケイSM8-F

タイトリスト・ボーケイSM8-S
タイトリスト・ボーケイ・ウェッジワークスK
S:DG AMT-X100TI
PutterタイトリストS・キャメロン・エクスペリメンタル・プロトタイプ
Ballタイトリスト・プロV1x

※S:はシャフト。

Tommy Fleetwood トミー・フリートウッド

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タイガーモデルのアイアンを愛用!!

 クラブ契約フリーで、ウッド系のクラブはテーラーメイドを選択しているフリートウッド。

ドライバーのみ最新モデルのSIMを採用し、FWは弾道の高さと寛容性が特徴のM6を昨年から継続して使用する。

アイアンはタイガー・ウッズモデル用に作られた2セットのプロトタイプのうちのひとつ。

市販モデルは限定発売されているP-7TW。

コンパクトなヘッドサイズ、フェースはヒール側が高い形状で、トップブレードは薄いタイガーが好む要素を盛り込んだモデルだ。

ロングアイアンにはスリクソンのキャビティを組み合わせ、コンボとするのも、最近のツアーでの流行りだ。

トミー・フリートウッドのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(10.5度)テーラーメイドSIM
S:三菱ケミカル・クロカゲシルバーTiNi70(X)
3W(15度)テーラーメイドM6
S:三菱ケミカル・ディアマナDF70(TX)
5W(18度)テーラーメイドM6
S:三菱ケミカル・クロカゲシルバーTiNi80(X)
4Ⅰ、5Ⅰダンロップ・スリクソンZ785
S:ライフルプロジェクトX6.5 
6Ⅰ〜9ⅠテーラーメイドP-7TW
PW(48度)
AW(52度)
SW(56度)L
W(60度)
タイトリスト・ボーケイSM7-F
タイトリスト・ボーケイPROTO2020TVD-M


S:DG TI-S400
Putterオデッセイ・ホワイトホットプロ#3
Ballタイトリスト・プロV1x

※S:はシャフト。

Xander Schauffele ザンダー・シャウフェレ

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マーベリックのプロトドライバーをチョイス

 今や、キャロウェイプレーヤーのランク1位となったシャウフェレ。

セッティング構成はウッド3本のスタンダードなものだが、使用モデルのチョイスは非常に興味深い。

ドライバーは、キャロウェイが2代前のローグから行なっている形状違いのモデルの中で、洋ナシ形状のトリプルダイヤモンドを選択。

アイアンはAPEXプロのミラー仕上げを剥がし、光の反射を抑えた仕様で使っている。

ウッドシャフトはグラファイトデザインを好み、BBモデルの市販にはないブラックのカラーリングで使用している。

ザンダー・シャウフェレのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(9度)キャロウェイ・マーベリック・サブゼロ◆◆◆
S:グラファイトデザイン・ツアーAD BB-7(X)
3W(15度)キャロウェイ・マーベリック・サブゼロ
S:グラファイトデザイン・ツアーAD DI-8(X)
5W(18度)キャロウェイ・ローグ・サブゼロ
S:グラファイトデザイン・ツアーAD DI-8(X)
4Ⅰ〜PWキャロウェイAPEXプロ(2019)
S:DG TI-X100 
AW(52度)
SW(56度)
LW(60度)
キャロウェイJAWS-S
タイトリスト・ボーケイSM6-S
タイトリスト・ボーケイ2020プロトTウェッジワークス
S:DG TI-X100
PutterオデッセイOワークスレッド♯7CH
Ballキャロウェイ・クロムソフトX

※S:はシャフト。

Rickie Fowler リッキー・ファウラー

©GOLF STYLE

アイアンは自身の専用プロトモデル!!

 PGAツアーきっての人気者であるファウラーも、個性的なクラブ構成である。

2本のウッドの下の番手には、ストロングロフトのやさしい飛び系モデルの4、5Iを3、4I代わりにし、オリジナルロフトの自身のマッスルバックモデルを5番からという構成。

彼なりに距離設定と正確性を考えたセッティングと言えるだろう。

4度ピッチの3本のウェッジは、ソール形状を削って手を加え、長年愛用するキャメロンパターと同様、ショートゲームへのこだわりと重要性が見てとれる。

リッキーファウラーのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(10.5度)コブラ・キングF9
S:フジクラ・ベンタスブラック7(X)
3W(13.5度)コブラ・キングSZ
S:アルディラROGUE130MSI-70(TX)
4Ⅰ、5Ⅰコブラ・キングF9S
S:【4I】グラファイトデザイン・プロトタイプ
5Ⅰ〜PWコブラ・キング・プロトタイプ
S:FST・KBSツアーCテーパー125(S+) 
AW(52度)
SW(56度)
LW(60度)
コブラ・キング


S:DG TI-S400
PutterタイトリストS・キャメロンGSSニューポート2
BallテーラーメイドTP5X

※S:はシャフト。

Jason Day ジェイソン・デイ

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やさしいヘッドとハードシャフトの組み合わせ

 テーラーメイドのトッププレーヤー軍団の一員であるデイも、オリジナリティあふれる構成だ。

ウッド、アイアンともヘッドはミスの許容性の高いモデルを選び、シャフトには重く先端強度の高いハードなモデルを採用している。

アイアンシャフトはダイナミックゴールドの中で、最も重量と硬さのあるモデルだ。

スイングスピードとパワーのあるジェイソンならではの工夫である。

ウェッジは、テーラーメイドの最新モデルで、フェース面のみノーメッキとした、スピン性能の高いモデルだ。

ジェイソン・デイのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(10.5度)テーラーメイドSIM MAX
S:三菱ケミカル・クロカゲシルバーTiNi70(X)
3W(15度)テーラーメイドSIM MAX
S:三菱ケミカル・クロカゲシルバーTiNi80(X)
3Ⅰ〜PWテーラーメイドP-760
S:DG-X7
AW(50度)
AW(54度)
SW(60度)
テーラーメイド・ミルドグラインド2-SB


S:DG TI-S400
Putterテーラーメイド・IBスパイダー・リミテッド
BallテーラーメイドTP5

※S:はシャフト。

Patrick Reed パトリック・リード

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日本メーカーのオリジナルアイアン!!

 2018年のマスターズチャンピオンであるリード。

その優勝時も、クラブ契約フリーで成し遂げたものだった。

その後も自分が使いたいクラブで14本を構成している。

中でも今シーズンから使い始めたアイアンは興味深い。

日本メーカーのグラインドワークスのアイアンで、彼の好みを反映した形状のプロトタイプだ。

ウッド系のクラブは、スタンダードモデルのG400とM6という組み合わせで、どちらも寛容性の高いモデルだ。

ロングショットでそれほど神経を使いたくないという気持ちの表れである。

©GOLF STYLE

自身の名を冠した、日本パーツメーカー、グラインドワークス社製アイアン

パトリック・リードのクラブセッティング

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1W(9度)ピンG400
S:フジクラ・ベンタスブルー・プロト(X)
3W(15度)テーラーメイドM6
S:アルディラROGUEツアーシルバー80(TX)
3I タイトリストT100
S:DG AMT-X100
4Ⅰ〜PWグラインドワークス・プロトタイプ
S:DG TI-X100
AW(51度)
AW(55度)
SW(60度)
アーティサンゴルフPRプロトタイプ
タイトリスト・ボーケイSM7-M
タイトリスト・ボーケイSM7-L
S:DG TI-S400
PutterタイトリストS・キャメロン・ツアーラットⅠ
Ballタイトリスト・プロV1

※S:はシャフト。

Marc Leishman マーク・リーシュマン

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低スピンボールに対するアイアンの選び方

 近年ゴルフボールが飛距離追及のため、低スピン化が顕著になっている。

ウッド系のクラブは、まだ弾道の高さを確保しやすいが、アイアンはスピン量で高さを出すクラブなので、ツアープレーヤーでもグリーンに高さで止めることができなくなっている。

そこで、リーシュマンのように、ロングアイアンをキャビティモデル、その上の番手は中空タイプのアイアンとして、適正なスピン量で高さを出せるクラブチョイスとしているのだ。

トラックマンのような弾道測定器の登場も、こうしたクラブ選択を可能にしている。

マーク・リーシュマンのクラブセッティング

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1W(8.5度)キャロウェイ・マーベリック・サブゼロ◆
S:フジクラ・スピーダー757エボリューションⅣ(TX)
4W(16.5度)キャロウェイ・エピックフラッシュ・サブゼロ
S:フジクラATMOSブラックTS8(TX)
UT(18、21度)キャロウェイAPEX UT
S:三菱ケミカル・クロカゲシルバーTiNi80(X)
4Ⅰ〜6ⅠキャロウェイAPEXプロ(2019)
S:NSプロ・モーダス3ツアー130(X) 
7Ⅰ〜PWキャロウェイAPEX MB
AW(54度)
SW(60度)
キャロウェイJAWS-S
キャロウェイJAWS-C
S:NSプロ・モーダス3ツアー130(X)
Putterオデッセイ・バーサ#6
Ballキャロウェイ・クロムソフトX

※S:はシャフト。

Bubba Watson  ババ・ワトソン

©GOLF STYLE

大きく曲げるババ・スタイル

 ミケルソンと並ぶ、ツアーを代表するレフティのワトソン。

ロングヒッターとしても有名だが、彼の特徴は左右に大きく曲げてコース攻略するところにある。

そのためクラブチョイスには、操作性がキーワードとなっているようだ。

2013年発売のS55アイアンを使い続けているのも、使い慣れたモデルが最も操作性が良いということなのだろう。

シャフトのフィーリングが変わることも嫌い、ドライバーやアイアンは一貫して同じモデルを使い続ける。

強いインパクトに耐える先端剛性の高さはすべてのシャフトに共通している。

バッバ・ワトソンのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(9度)ピンG410プラス
S:グラファロイ・バイメトリックス・プロトタイプ(X) 
4W(17.5度)ピンG410
S:プロジェクトXイーブンフローブラック85(6.5)
2Ⅰピンiブレード
3Ⅰ〜WピンS55
S:DG-X100  
AW(50度)SW(56度) LW(60度)
ピン・グライド2.0SS

ピン・グライド2.0TS
S:DG-X100
PutterピンPLDアンサー
Ballタイトリスト・プロV1x

※S:はシャフト。

Francesco Molinari フランチェスコ・モリナリ

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コースの状況でUTを使い分ける

 キャロウェイプレーヤーのモリナリは、14本すべてを同社のクラブで揃えている。

バッグには15本のクラブが入っているが、試合中はウッド型UT、アイアン型UTのどちらかを選択することとなる。

ロングショットでキャリーが必要なコースではウッド型、グリーン周りに花道があるようなコースではアイアン型を選ぶという。

その他のクラブは不変。アイアンセットは、ディスタンス系フォージドアイアンのカテゴリーで、ツアーでも市場でも評価の高いAPEXシリーズ。

シャウフェレ同様、ミラー仕上げを剥がして使用している。

フランチェスコ・モリナリのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(8.5度)キャロウェイ・マーベリック・サブゼロ◆◆◆
S:三菱ケミカル・テンセイCKプロホワイト60(TX)
3W(15度)キャロウェイ・マーベリック・サブゼロ
S:三菱ケミカル・テンセイAVブルー75(TX)
UT(18度)キャロウェイAPEX UT
S:三菱ケミカル・テンセイCKプロブルー90HY(TX)
UT(18度)キャロウェイXフォージドUT
S:USTマミヤ・リコイル・プロトタイプUT110(F5)
4Ⅰ〜PWキャロウェイAPEXプロ(2019)
S:DG TI-X100
AW(50度)
SW(56度)
LW(60度)
キャロウェイJAWS-S

キャロウェイJAWS-CN
S:プロ・モーダス3ツアー120(S)
Putterオデッセイ・トゥーロン・オースティン
Ballキャロウェイ・クロムソフトX

※S:はシャフト。

Sergio Garcia セルヒオ・ガルシア

©GOLF STYLE

今年からクラブ契約はフリーに!!

 悲願のメジャー優勝を遂げたマスターズから、早3年を迎えるガルシア。

当時はテーラーメイド契約だったが、その翌年にキャロウェイへ移籍。

そして今シーズンはクラブ契約を結ばずフリーでツアーを戦っている。

そんなガルシアが選んだクラブは、ウッドはテーラーメイド、アイアンはピンだった。

ピンとして初めて手掛けたマッスルバックモデルのブループリントを採用。

ヘッドサイズは、ツアーで使用されているアイアンの中で最も小振りなモデルだ。

パターはピンプレーヤーがこぞって使用するカスタムラインのPLDパターだ。

セルヒオ・ガルシアのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(9度)テーラーメイドSIM
S:三菱ケミカル・テンセイCKプロブルー80(TX)
3W(14度)テーラーメイドSIM
S:三菱ケミカル・テンセイCKプロブルー80(TX)
5W(19度)テーラーメイドSIM
S:三菱ケミカル・テンセイCKプロブルー80(TX)
2Ⅰピンiブレード
4Ⅰ〜Wピン・ブループリント
S:NSプロ・モーダス3ツアー130(X)
AW(54度)
SW(58度)
ピン・グライドフォージド

S:NSプロ・モーダス3ツアー130(X)
PutterピンPLDアンサー
Ballタイトリスト・プロV1x

※S:はシャフト。

Collin Morikawa コリン・モリカワ

©GOLF STYLE

1シーズンでツアーに定着した注目のヤングガン

 昨シーズン、ルーキーとして出場6試合目でツアー初優勝を遂げた注目のヤングガン。

トッププレーヤーばかりのテーラーメイドとクラブ契約。

2本のウッドはニューモデルのSIMを採用。

ドライバーのロフトは8度、シャフトも先端剛性の高いモデルをチョイスし、弾道の高さを確保できるパワーとしなやかさがあることがわかる。

そんな彼でも適正なスピン量を求めて、4、5番アイアンはキャビティというコンボセットに。

2番アイアンは、薄いフェースと中空ヘッド内部に充填したスピードフォームで、飛距離性能を高めたモデルを採用している。

コリン・モリカワのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(8度)テーラーメイドSIM
S:三菱ケミカル・テンセイCKプロホワイト70(TX)
3W(15度)テーラーメイドSIM
S:三菱ケミカル・ディアマナD+80(TX)
2ⅠテーラーメイドP-790 UDI
S:三菱ケミカル・テンセイCKプロホワイト100HY(TX)
4Ⅰ、5ⅠテーラーメイドP-750ツアープロト
S:DG TI-X100
6Ⅰ〜PWテーラーメイドP-730
AW(52度)
SW(56度)
LW(59度)
テーラーメイド・ミルドグラインドSB
タイトリスト・ボーケイSM8-F
タイトリスト・ボーケイSM8-M
S:DG TI-S400
PutterテーラーメイドTPコレクションSOTOツアープロト
BallテーラーメイドTP5

※S:はシャフト。

Matthew Wolff マシュー・ウルフ

©GOLF STYLE

20歳のルーキーはGGスイングの申し子

コリン・モリカワが6試合なら、このウルフは出場3試合でツアー初優勝を遂げた注目のルーキーだ。

ウルフといえば、ダウンスイングでガニ股となって左腰を開くGGスイング(コーチのジョージ・ガンカスが提唱するスイング)が特徴。

現代のクラブはフェースを閉じやすい構造となっているため、クラブの開閉を極力抑えて、最大限にダウンスイングのパワーをボールに伝える、まさに”現代っ子”ならではのスイングなのだ。

クラブはテーラーメイドと総合契約。

ロングヒッターならではの、ショートゲーム重視の構成。

ウェッジは4度ピッチの3本で100ヤード以内をカバーする。

マシュー・ウルフのクラブセッティング

©GOLF STYLE
1W(9度)テーラーメイドSIM
S:グラファイトデザイン・ツアーAD TP-7(TX) 
3W(15度)テーラーメイドSIM
S:グラファイトデザイン・ツアーAD XC-8(TX)
3ⅠテーラーメイドP-790
S:DG TI-X100
4Ⅰ〜PWテーラーメイドP-750ツアープロト
S:NSプロ・モーダス3ツアー130(X) 
AW(52度)SW(56度)LW(60度)テーラーメイド・ミルドグラインド2-SB


S:DG TI-X100
Putterテーラーメイド・スパイダーX
BallテーラーメイドTP5X

※S:はシャフト。

Text & Photo/Golf Style

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