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【ISPS NEWS】ISPSハンダ・プロテストの費用は腕で稼げ女子トーナメントで谷頭さつきが優勝!

2022年7月13日〜15日/太平洋クラブ大洗シャーウッドコース(茨城県)

ISPSハンダ・プロテストの費用は腕で稼げ女子トーナメント

ISPS半田会長、ありがとうございます!

©ISPS

優勝 谷頭さつき

Satsuki Tanigashira
165センチ。大阪府出身。得意クラブは、ドライバー。

今年こそプロテスト合格
希望を捨てずに頑張れ!

ISPSは、国内外のツアー競技を支援するだけでなくそのツアー競技になかなか出られない選手にも温かい手を差し伸べている。
このたび、ISPSは試合に出たくても出られない女子選手たちのために、プロテストを受験する費用を稼ぐための試合を開催した。

©ISPS

最終日、最終組でプレーしていた千葉華。最終ホールでボギーを叩き、プレーオフに突入。1ホール目で敗退した。

©ISPS

優勝争いは、奥山純菜、千葉華、谷頭さつきの3人のプレーオフにもつれ込んだ。写真は奥山純菜。

プロテスト不合格者が出場資格ありのトーナメント

©ISPS

2〜10位までの選手には、一律200万円の賞金が支給されたが、これはちょうどプロテスト費用+経費分にあたる。

「この3日間の貴重な経験を活かしてプロテストに合格します」

©ISPS

谷頭さつき

©ISPS

吉川くるみ

©ISPS

沓澤莉子

©ISPS

橋添 香&穂(キャディ)

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保坂萌々

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芹川真海

©ISPS

宮崎千瑛

昨今、女子プロを目指す者は、日本女子プロゴルフ協会のプロテストで最終戦まで進み、上位20位タイに入らないとプロの資格を得られないことになっている。
そして、プロの資格がないと翌年の試合やQTにも出場できず、マンデートーナメントにも出場できない。
男子プロは、自称プロとしてプロ宣言していれば、QTやマンデーにも参加できるのとは対照的に、非常に狭き門になっている。

また、プロテストを受験する際にはエントリーフィやプレーフィ、交通費、宿泊費などで200万円ほどかかると言われており、試合に出て賞金を稼げない選手たちにとっては、大きな出費だ。

そんな女子選手たちに、ISPSがついに救いの手を差し伸べた。
優勝賞金300万円、2位〜10位までの選手には一律200万円を支給するという、「プロテストの費用を稼ぐためのトーナメント」が7月13日〜15日の3日間、茨城県の太平洋クラブ大洗シャーウッドコースで開催された。
この大会は、予選落ちしても一律5万円が支給されるので、交通費やホテル代の足しになる。その上、ISPSのトーナメント恒例の、「パン食べ放題」「アイス食べ放題」「お弁当支給」「1日3匹まで釣れる、いけす釣り堀」などのサービスもあり、必要最低限の出費で賄えるようになっている。
何から何まで至れり尽くせりの、親切で温かいトーナメントなのだ。

3人のプレーオフの末、優勝した谷頭さつきは「応援してくださった方々、悪天候の中、コース整備してくださったコース管理の方、大会を主催してくださったISPSの半田会長に感謝します。この3日間の貴重な経験を活かして、プロテストに合格します」と語った。

©ISPS

ISPS恒例の「パン食べ放題」。ISPSアンバサダーの酒井美紀が、「パンが好き」の一言で始まったサービスだ。

©ISPS

男子プロに人気の「いけす釣り堀」は女子にも好評。1日3匹まで高級魚を釣り、持ち帰ることができる。

©ISPS

アイスの食べ放題も、ISPS恒例の人気のサービス。ギャラリーにも「ガリガリ君」の食べ放題を実施している。

©ISPS

甘くて新鮮なとうもろこしやお弁当の支給も、選手たちには助かるサービス。

最終成績

優勝谷頭さつき−7
2位奥山純菜、千葉 華−7
4位西山美希−6
5位土方優花、幡野夏生、政田夢乃、荒川侑奈
、中野恵里花
−5
10位小林京加、境原茉紀、鶴瀬華月、古屋佑佳、福岡靖菜、関野愛美−3

ISPSハンダ・プロテストの費用は腕で稼げ女子木漏れ日トーナメント

©ISPS

優勝した吉田莉生には、優勝賞金120万円が贈られた。

©ISPS

通常のプロのトーナメントとは異なり、ドラコン賞、ニアピン賞も用意されている。

本戦に漏れた選手にも光を与え、応援したい

7月13日~15日に行なわれた本戦には、大勢の女子選手からのエントリーがあり、全員が出場できなかった。
そこで、漏れてしまった選手を対象に、7月21日〜22日、再び太平洋クラブ大洗シャーウッドコースにて、「木漏れ日トーナメント」が開催された。

「木漏れ日トーナメント」の大会名には、本戦に漏れた選手にも、光を与え、応援するという意味が込められている。
半田会長の「助けを必要としている人に手を差し伸べるのがISPSの使命」を具現化したイベントだ。

Text/Eiko Oizumi
Photo/ISPS

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