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【PGAツアーレポート】ZOZO CHAMPIONSHIPで”和テイスト”を演出!ゴルフ場に縁日コーナーや神社が登場!

日本で開催される唯一無二のPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」だが、今年は「日本」をテーマに、日本らしさを強調。
趣向を凝らしたブースなどを現地で取材した。

©Eiko Oizumi

ギャラリー用の正面ゲート付近には、浮世絵風の巨大ポスターが飾られていた。

©Eiko Oizumi

祭ゾーンで一際目立っていたのが、「像造球飛神社(ZOZOたまとび神社)」と名付けられた神社。絵馬やおみくじも販売されており、選手たちの絵馬も!

©Eiko Oizumi

テーラーメイド、アディダスゴルフなど、企業ブースも「和」の雰囲気を取り入れ、出展。SNS映えするフォトブースなども設置されていた。

©Eiko Oizumi

綿あめやチョコバナナなどの縁日らしいフードメニューも充実。

©Eiko Oizumi

アディダスゴルフのブースに注目。障子が施され(破れやすい紙ではなく、プラスチック製)、座ってお茶でもしたい雰囲気の和テイストを演出しているのがオシャレ。障子部分には、ザンダー・シャウフェレやコリン・モリカワ、大西魁斗ら契約選手のサインを発見。

世界の一流プレーヤーの技を堪能し、日本の伝統も楽しめるZOZO

今年の「ZOZOチャンピオンシップ」では、過去にはなかった大きな工夫が凝らされていた。
それは、「日本」をテーマとし、日本開催のPGAツアーらしさをエンタメやポスターなどのあしらいに採用した試みである。
パストチャンピオン3人(タイガー・ウッズ、パトリック・キャントレー、松山英樹)を描いた浮世絵(錦絵)ポスターが象徴するように、日本古来の伝統や、風習などを取り入れ、1番ティー、10番ティーには高級盆栽を設置(クラブハウス内やVIPルームなどにも盆栽を設置)。
縁起の良い松の盆栽を設置することで、海外からの選手や関係者を日本らしくお迎えした。

また、「祭ゾーン」と呼ばれるギャラリー向けのエリアを、会場内に展開。
世界の一流プロの技を堪能しつつ、日本の伝統行事も楽しめるという「一粒で二度おいしい」異ジャンル混淆の妙を体験できるようになっていた。
ワクワク感が半端なく、世界最高峰のPGAツアー+日本古来の伝統がミックスされた、おもしろさが、今年のZOZOにはあったのだ。

ZOZO広報部の話によれば、「ゴルフ界、そしてオリンピックや他のスポーツなどを含め、日本人選手が世界の舞台で活躍しており、ZOZOチャンピオンシップも国内唯一のPGAツアートーナメントとして、ゴルフを通じて日本から世界に勇気や感動を与えることを目指したいと思いました。その理由から『日本』をテーマに大会運営をし、今大会で印象的なメインビジュアルに関しては浮世絵のひとつ『錦絵』をインスピレーション源としています」とのこと。
来年も趣向を凝らして、観客や選手を楽しませるイベントをZOZOはやってくれそうだ。

©Eiko Oizumi

スコアアップと飛距離アップを欲張りにも両方祈るO嬢。

1番ティーと10番ティーには、日本の伝統文化の一つ、盆栽が飾られていた。写真の盆栽は、1番ティーに飾られており、推定樹齢250年、価格は300万円という代物。VIPルームには、推定樹齢300年の500万円という盆栽もあり、歓迎の意味を込めて置かれていた。海外選手たちも興味津々だった。

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