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トップ13にメジャーチャンピオンが8人
初日から混戦模様の「LIVシンガポール」

Text/Eiko Oizumi
Photo/LIV GOLF

同組で回り、首位と1打差の2位タイにつけているブルックス・ケプカ(左)とセルヒオ・ガルシア。

 2023年LIVゴルフリーグ・第5戦「LIVゴルフ・シンガポール」が4月28日に開幕。初日首位に立ったのは、前週の「LIVゴルフ・アデレード」の個人戦で優勝した7アンダーのテーラー・グーチ(レンジゴーツGC)。上位13人中、8人のメジャーチャンピオンがグーチを僅差で追う形になっているが、スマッシュGCキャプテンで、「マスターズ」では優勝争いを演じたブルックス・ケプカと、ファイヤーボールズGCキャプテンで、セントーサGCで開催された「シンガポールオープン」に優勝経験もあるセルヒオ・ガルシアも首位に1打差の2位(6アンダー)につけており、好調だ。

「いいスタートが切れた。ラウンドの最初の方でスコアを伸ばすことができたし、いいショットもあった。パットも好調。この危険も多いコースでボギーなしの6アンダーで回れたことは大きい。過去、シンガポールオープンで優勝しているが、このコースは好き。自信があるよ」(セルヒオ・ガルシア)

「全部がいいとは言えないが、悪いとも言えない。とても手堅いプレーができた。パットがよく入ってくれた。ここはショットメーカーに有利なコース。(メジャーチャンピオンが上位13人中、8人いることについては)ショットメーカーじゃないとメジャーでは勝てないからじゃないかな。ラフに入ったらフライヤーしてしまうし、フェアウェイキープしないとバーディチャンスはこない。グリーンは大きいけど、とてもきれいだから、ラインに乗れば、入ってくれる」(ブルックス・ケプカ)

 初日は途中、サンダーストームでプレーが中断したが、その間はリラックスして、再開を待っていたという。再開後もともに危なげのないプレーでホールアウト。2日目のさらなるチャージに期待がかかる。

 なお2人は、ブライソン・デシャンボーと3サムでプレー。デシャンボーは首位と2打差の5アンダーでホールアウト。6位タイにつけている。

ショットメーカーのガルシアは、初日のラウンドを1イーグル、4バーディの65(6アンダー)で回った。

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