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「今週こそ、先週のリベンジを果たして
 DPワールドツアーで初優勝したい」  星野陸也

Text & Photo/Eiko Oizumi

第3ラウンドで6つスコアを伸ばし、首位タイに浮上した星野陸也。

  2日目を終えて、首位に5打差の7位から発進した星野陸也が、1イーグル、4バーディのこの日のベストスコアタイに並ぶ65をマークし、通算13アンダーに。前週の「フォーティネット・オーストラリアPGA選手権」で優勝したオーストラリアのミンウー・リーと並んで、首位タイに浮上した。

「今日はノーボギーだったのがよかった。微妙な2〜3メートルのパーパットも入れましたし、ティショット、アイアンショットもよかった。明日に繋げていきたいですね」

 14番ホール・パー5では、イーグルもダッシュし、首位に浮上。

「ティショットがフェアウェイにいき、残り215ヤードのアゲンストを5番アイアンで打った。それがピンそば2メートルについてイーグルです」

 前週の試合でもミンウー・リーとの優勝争いを演じ、2位に甘んじたが、今週早速、そのリベンジを果たす絶好のチャンスが到来。「前週は後半にスコアを伸ばせなかったことが、敗因」と語りながら、「明日はしっかり後半で伸ばして優勝したい」と語った。

「DPワールドツアーで1勝したいのが目標なので、このオーストラリアの地で初優勝できたらいいですね。このコースはスコアが出ても5アンダーくらいかなと思ってましたが、それよりも今日はいいスコアで回れた。明日は先週のリベンジをして、優勝できればいい」

 過去、2022年「HEIWA PGA CHAMPIONSHIP」を含めて日本で6勝を挙げている星野。「明日はしっかり攻めていきたい。なるべくボギーを打たないことが大事だと思っています」と、その優勝経験も活かして明日の戦いに挑む。

最終日は、ミンウー・リー、アレックス・フィッツパトリックと最終組でラウンド。
2〜3メートルのパットも確実に沈め、ノーボギーでプレーを終えた星野。練習日にパターの調整をしたことで、コースの芝とのマッチングも良くなったと言う。
ホールアウト後には、子どもたちが列をなして、星野にサインや写真撮影を求めた。

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