Text & Photo/Eiko Oizumi
PGAツアー開幕戦「ザ・セントリー」の初日、4連続バーディを含む、1イーグル、7バーディ、1ボギーの65(8アンダー)で回り、首位のトム・ホージと1打差の2位タイ発進した松山英樹。プレー終了後のインタビューで次のように語った。
「そんなに練習してなかったですけど、頭の中にイメージしていることが今日はできた。今までやってきたこととは違うことをやっているので、まぁよかったこともあるし、これを継続していけるように頑張りたい。スコア的にこんなに伸びるとは思ってなかったんで、今日と同じように伸ばしていければいいと思う」
今日からパターを変えたことも、好調の要因の一つのようだ。
「たまたま違う人が使っていたパターがよかったんで、それと同じものをオーダーした。今日はうまくいったが、明日使うかどうかわからない」
松山は2022年の第2ラウンドでハーフ29を記録しており、コースとの相性も悪くない。「ザ・セントリー」での初日を終えて、トップ5に入るのは、8回目にして初めてだ。
今日は風が吹いているものの、スコアを伸ばす選手が続出。出場選手59人中、60台をマークしたのは、22名に上った。4位タイにはコリン・モリカワ(7アンダー)、10位タイにはアダム・スコット(5アンダー)、16位タイには今季からコブラ・プーマと新規契約をしたマックス・ホーマがつけている。
なお、首位のトム・ホージは昨シーズン、フェデックスカップランキングで29位だった選手で、トップ30のエリートのみが出場できる「ツアー選手権」にも出場している。2022年には「AT&Tペブルビーチプロアマ」で優勝しているが、約3年ぶりの2勝目を目指す。