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「ザ・セントリー」2日目、松山英樹単独首位に!
「手応えはあまりないが、よくスコアを伸ばせたなという感じ」

Text & Photo/Eiko Oizumi

5番ホールでティーショットを放つ松山英樹。アダム・スコット(右)、ジャスティン・トーマス(右から3番目)と同組でラウンド。

 

 PGAツアー開幕戦「ザ・セントリー」2日目が、ハワイ・マウイ島のカパルア・プランテーションコースで行なわれ、初日を終えて首位と1打差の2位タイの松山英樹が、8バーディ、ノーボギーの65で回り、通算16アンダーの単独首位で終えた。

「よくスコアを伸ばせたな、という感じ。ショットの手応えはあまりない。あまり良くはないけど、スコアは伸びているので、明日も変わらず伸ばしていけるようにしたい」

と語った。

 昨日から変えたパターは、今日も使用。「パターには慣れてきたか?」の問いに、「どうかわからない。慣れたら良くないかもしれないし」と完全にしっくりきているかどうか、わからない様子。だが、スコアを見れば新しいパターもしっかり機能しているようだ。また12月から取り組んでいるという、スタンス取り(目線のズレを合わせるチェック)もラウンド中、常に気をつけているようだ。

 なお、松山英樹の2日間で130ストロークという記録は、2024年に「フェデックス・セントジュード選手権」で優勝したときに記録した129に次ぐ、キャリアベスト。今大会で優勝すれば、ツアー11勝目となる。2日間を終えたところで首位となったのは、今回で7回目だが、2016年「WGC・HSBCチャンピオンズ」、2021年「ベイカレントクラシック(旧ZOZOチャンピオンシップ)」、2024年「フェデックス・セントジュード選手権」で優勝している。過去、2017年2位、2015年3位など、優勝争いを何度か経験している大会なだけに、今度こそ優勝に期待がかかる。

パーオン率は、2日間で86.11%を記録し、9位タイにつけている。
初日から使用しているパターも、今のところスコアメイクに一役買っている。

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