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新ドライバーに変えて初日をノーボギーの
5位タイで終えた香妻陣一朗

Text & Photo/Eiko Oizumi

初日をワイルドカード枠のアンソニー・キムと、リ・ハイカクとともにラウンドした香妻。

 復帰2戦目の「LIVゴルフ韓国」の初日を迎え、4バーバーディ、ノーボギーの68で回った香妻陣一朗。首位のテーラー・グーチ、ブライソン・デシャンボーの7アンダーに3打差の5位タイにつけた。

「ピンチもそんなになく、うまくこなせていた。最終ホールでボギーをたたきそうだったが、チップインで入ってくれて、ノーボギー。よかったです」

 特に「ティーショットがよく、結構フェアウェイに飛んでいた」という香妻は、今週、キャロウェイのELYTEドライバー・◆◆◆(トリプルダイヤモンド)のTDを使用しており、「距離はそんなに飛ぶわけではないが、フェアウェイヒットできるのが大きい。曲がる気がしない」と新兵器に大いに満足しているようだ。

 彼の属する「アイアンヘッズGC」は、ケビン・ナが率いる韓国系のチームで、メンバー4人のうち、3人が韓国人選手。ホームゲームのような大会だが、日本人の香妻にとっては「日本じゃないので、僕は何も感じない。みんな気合いが入ってますけどね(笑)。空回りしなきゃいいな、と思ってましたけど、いい感じでみんなも頑張ってるんで」と語る。初日の最大のポイントゲッターは香妻(4アンダ―/5位タイ)で、以下、ケビン・ナ(2アンダー/16位タイ)、ダニー・リー(1オーバー/32位タイ)、チャン・ユビン(4オーバー/49位タイ)と続く。今年から、全選手のスコアがカウントされるので、チーム戦で上位を狙うには、昨年以上にチーム全員の好成績が必要となる。

 2日目は、現在個人戦1位のホアキン・ニーマンと、昨年「全米プロシニア」「全米シニアオープン」でシニアメジャー2勝を挙げたリチャード・ブランドとラウンドする香妻陣一朗。個人戦で初優勝を遂げて、これまで腰痛で欠場した5戦分のポイントを取り戻したいところだ。

韓国女子からも人気の香妻。
家族も日本からやってきて、応援。

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