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ホストプロであり、ディフェンディングチャンピオンの桂川有人
「それでも平常心でやることが大事」

Text/Eiko Oizumi
Photo/Yoshitaka Watanabe

初日を終えて31位タイの、昨年大会でツアー初優勝を遂げた桂川有人。

 昨年は「ISPS HANDAとりあえず今年は日本トーナメント!」でツアー初優勝を飾った桂川有人。今年はディフェンディングチャンピオンとして、今大会に臨んだが、初日を通算3アンダー、31位タイで終えた。

「今日は良いところも悪いところも、両方出てしまったラウンドだった。なかなかチャンスにつけることができなくて、パー3でも池に入れてしまったり。でもチップインイーグルもあり、バーディもしっかり取れているので、その辺りは良いかな、と思う」

 ディフェンディングチャンピオンとして、ホスト(ISPS契約選手)として大会に臨んだ桂川だが、精神的にはどの試合とも変わらず平常心で臨んだという。

「自分にとっては特別な大会。でも、どの試合も変わらず、出るからには上位や優勝を目指しているし、平常心でやることが大事かなと思う」

「日本で初めてのプレーということで、それが所属契約先のISPSの大会。なおかつDPワールドツアーとの共催で、この試合に向けて調整もしてきた。気持ちはすごく入っている状況です」

 今年に入り、「ソニーオープン・イン・ハワイ」やPGAツアー・下部ツアーのコーンフェリーツアーなど、積極的に海外遠征に取り組んでいるが、外国人選手たちと戦う世界の舞台に慣れてきたか、と問われると

「慣れはありますね。今回のようにあまりランが出ないコースだと(飛距離で)置いていかれるが、フェアウェイが硬いところだと意外と置いていかれなくて、転がってくれるというのもあります。コースによって変わってきますね」

と桂川。今年に入り、アメリカや南米を転戦してきたが、ここまでのところ、なかなか思うようなプレーができていない。だが、「この試合は自分の中で、大事な試合のひとつなので、調整はずっとしてきた」と語る。

 今日は1イーグル、4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの67(パー70)で3アンダーの桂川。明日は「自分のプレーに集中することが課題なので、そこを明日はしっかりやって、また考えたい」と語った。

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