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【ゴルフのある人生は楽しい! 】障害者でも参加できるゴルフイベント世界的に増大中!

障害者だからゴルフはできない、という偏見の時代は終わった。

現在、世界的に障害者ゴルファーを支援する動きが見られ障害者ゴルファーのための団体、ツアー競技もある。

パラリンピックでゴルフが採用される日も、遠くはないかもしれない。

©Eiko Oizumi

昨年12月、ロイヤルメルボルンGCで開催されたプレジデンツカップの会場で、障害者ゴルファーたちの対抗戦(オーストラリア選抜チームVS世界選抜チーム)が行なわれた。

障害者ゴルファーの時代の幕開け

今まで暗い時代を過ごしてきた障害者ゴルファーたちにとって、ようやく彼らのスキルとパフォーマンスを発揮できる良い時代に変わりつつある。

これまで何世紀にも渡って変わらなかったゴルフというゲームに今や「協調性」が求められる時代になった。

商業的利益や世界規模の文化的発展により、ゴルフは男女がともに競い合うという考え方を受け入れざるを得なくなり、それがのちに障害者ゴルファーたちへの道も開くことになったのである。

世界を代表するプロたちと一緒にプレーする機会を得ることで、障害者ゴルファーたちは、ゴルフというスポーツはすべての人のものであることを証明する決定的なチャンスを得た。
昨年12月に世界のトップクラスの障害者ゴルファー12名が集い、プレジデンツカップ中に開催されたISPSハンダ障害者ゴルフ大会で競い合ったのだ。

この大会では、プレジデンツカップに出場した世界のトッププロたちと同じティを使用し、同じコースコンディションのもと競技が行なわれるという画期的な試みが行なわれた。

昔から常にそうだったわけではないが、長い間、障害者ゴルファーたちはカヤの外に追いやられてきた。
コースに入れなかったり、クラブハウスにある基本的な施設やクラブを利用することすら困難だったのだ。

だがその後、状況は少しずつ改善し、少なからずISPSと半田晴久氏が盲人ゴルフや障害者ゴルフを世界中で擁護する活動につながった。

世界中で障害者ゴルフ団体発足の流れ

近年、ヨーロッパ障害者ゴルフ協会(EDGA)の尽力により、障害者ゴルフに対する前向きな姿勢が大きく様変わりしてきた。

EDGAは非営利のボランティア団体で、2000年に創立され、28カ国の団体が加盟しているが、18年には19の公認イベントを開催。
その翌年には爆発的に増えて40を超えた。

現在メンバーは世界中にいるが、その25%は欧州以外から集まっている。

最近では、ゴルフオーストラリア、ニュージーランドゴルフ協会、インドゴルフユニオン、コスタリカゴルフ協会、アルゼンチンゴルフ協会、南アフリカゴルフ協会などが加盟した。

また、EDGAは、世界ランキングの必要性について主張し、その発足に極めて重要な役割を果たした。
障害者ゴルファーの世界ランキングは19年1月1日から始まったが、これはR&AとUSGAが統括している。

©Eiko Oizumi

ISPSアンバサダーのブレンダン・ローラーもメンバーに名を連ねる世界選抜チームが優勝した。

ヨーロピアンツアーとのコラボで障害者ゴルファーの世界ツアーが実現か!?

R&Aのゴルフ開発部門とアマチュアイベント部門を兼任するエクゼクティブディレクターのダンカン・ウィアー氏は

「障害を持つゴルファーが参戦するイベントが世界中で急増している。

そのため、個人のスキルと能力を示すために確固たる指標として世界ランクがあるのは当然のことだ。
年齢や能力に関係なく、誰でもゴルフができる社会を確実に実現するための重要なステップの一つになる。

我々は、今後もUSGAの仲間と力を合わせ、あらゆる障害者に対してこのスポーツへの参加を促し、競技人口を増やそうとするEDGAの挑戦を支持していく」

と述べた。

©Eiko Oizumi

1月に開かれたISPSハンダ・ワールドインビテーショナルの記者発表会で。左からISPS半田晴久CEO、ISPSアンバサダーのブレンダン・ローラー、ナイル・ホーラン(ワンダイレクション)、ISPS名誉総裁のエンダ・ケニー前アイルランド首相。

©Eiko Oizumi

2019年、長年に渡る障害者ゴルフへの貢献を讃えられヨーロピアンツアーCEOのキース・ペリー氏(右)から表彰された半田氏(左)。

©Eiko Oizumi

半田氏が障害者ゴルフを支援するきっかけとなったオーストラリア人のロン・アンダーソン氏(右)。

©Eiko Oizumi

日本でも盲人ゴルファーのための競技「文部科学大臣杯・ジャパンオープンチャンピオンシップ」が開催され、世界中から盲人ゴルファーが集結。

ISPSは障害者ゴルファーを応援しています

Text/Paul Kelly
ポール・ケリー(アイルランド)
自ら障害を持つアイルランドを拠点とするゴルフジャーナリスト。アイルランドPGAのメディアオフィサー。

Photo/Eiko Oizumi

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