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結婚後、初めて妻の前で見せた 比嘉一貴、完全優勝!

2020年10月31日

ISPS HANDAコロナに喝!! チャリティレギュラートーナメント

開催日程:2020年10月29日〜31日(3日間競技)

開催会場:五浦カントリークラブ(福島県)

Text & Photo/Eiko Oizumi

Photo/大会提供

(写真キャプ)優勝した比嘉一貴(中央)とJGTO青木功会長(左)、ISPS半田晴久会長(右)。優勝賞金1000万円が授与された。

男子ゴルフツアー「JGTO」との共催によるエキシビション形式のチャリティトーナメント「ISPS HANDAコロナに喝!! チャリティレギュラートーナメント」は初日から首位に立った25歳の比嘉一貴が、初日から首位の座をキープして完全優勝。優勝賞金1000万円を獲得した。

「出だしでバタバタしちゃいました。昨日までリラックスしてできていたんですけど、緊張してきて……。結婚後に初めて勝ったので、妻も喜んでくれるかな。彼女は今朝、始発で来たんですけど、向こうの方が興奮して2時間しか寝られなかったとか。これは(優勝を)期待してるな、負けられないな、と」

 比嘉は今年の1月、明恵さん(28)と結婚。東北福祉大時代に知り合い、約3年半の交際を経てゴールイン。初めてできた彼女が明恵さんだったという。最近では夫人もゴルフを始め、比嘉はゴルフの専門用語をやさしく噛み砕きながらレッスン。そのおかげで、彼女もすぐに100切りを達成し、自分自身も頭の中を整理しながら説明することによって、自分のゴルフにも役立っていることがあるようだ。

 賞金の使い道は?と聞かれると「全然考えていないです。でもおいしいものを食べたいかな。いつも大変な思いをさせているから、妻にプレゼントできたらいいなと思います。高額な賞金、大事に使います」と比嘉。今後、「三井住友VISA太平洋マスターズ」や「ダンロップフェニックス」などビッグトーナメントが続くが、その前に草津カントリークラブで開催される「ISPS HANDAゴールデン・ミックス・トーナメント」(11月9〜10日)にも出場するという。

「日本オープンからいい感じできている。稲森さんのプレーを見て、課題もこの短期間にうまくクリアできた。この優勝がたまたまと思われないように、また早く優勝したいですね」

 158センチのチャンピオンは、2019年「RIZAP KBCオーガスタ」以来のツアー2勝目に大きな弾みをつけた。

(写真キャプ)一時は池村寛世(右)に追いつかれた最終日。最後は比嘉が3打差で優勝した。

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