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【ISPS NEWS】ISPSが日本で初のDPワールドツアーイベントを開催!今春、日本のゴルフ史が大きく変わる!

ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!

日本から世界への大きなトビラ
今春、日本のゴルフ史が大きく変わる!

©Eiko Oizumi

JGTO広報担当理事・佐藤信人(左)、ISPS半田晴久大会会長(中央)、JGTO競技担当理事・田島創志(右)

DPワールドツアー(欧州ツアー)とJGTO(日本ゴルフツアー機構)の初のコラボ試合

©Eiko Oizumi

2021年11月、都内ホテルで日本のゴルフ史上初の画期的なイベントが発表された。
なんと、日本で欧州ツアーの試合を4月に開催することになったのだ。
日本男子ゴルフツアーと欧州ツアーの共催試合で、スポンサーは国際スポーツ振興協会(ISPS)。
いったいどんな試合になるのだろうか?

【開催日・場所】2022年4月21日〜24日・PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)

日本でプレーしながら、欧州ツアーのシード権を獲得する大チャンス!

©Eiko Oizumi

「世界で活躍できる日本人選手を輩出したい」と語る半田会長。

ISPSインターナショナルアンバサダー
尾崎将司

©Eiko Oizumi

ビッグサプライズだね! 俺が若かったら、やっつけてやる! って思う。日本は松山だけ。それに続く選手が欲しい。第2のヒデキが見たいね。日本の場合はよほど頑張らないと認めてもらえない。日本ツアーの選手、頑張れ!

JGTO青木功会長

©Eiko Oizumi

DPワールドツアーの選手たちのプレーを間近で見られることは、日本のゴルフファンだけでなく、JGTOの選手たちにとっても良い刺激。本トーナメントに出場することは、世界的な舞台への足がかりとなり、貴重な機会。この機会をJGTOの選手たちが生かしてくれることを期待している。

©Eiko Oizumi

「僕は3年間欧州ツアーメンバーとしてやってきたが、今回日本ですばらしいことが起きようとしている。すごいチャンス!」とISPSアンバサダーの谷原秀人。

国内外でゴルフトーナメントを開催し、世界のゴルフ界でもおなじみのISPSが、今春、ビッグイベントを開催する。
大会名は「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」(英語名はISPS HANDAチャンピオンシップ)で、日程は2022年4月21日〜24日。
茨城県・PGM石岡GCにて開催される。

本大会は、DPワールドツアー(欧州ツアー)と日本ゴルフツアー機構(JGTO)の共催試合で、ISPS(国際スポーツ振興協会)はタイトルスポンサー(特別協賛)。
賞金総額は200万ドル(約2億2500万円)で契約期間は3年間だ。
出場選手はDPワールドツアーから83名、日本ゴルフツアーから41名、招待選手8名の、合計132名。
招待選手とはスポンサー推薦で出場できる選手のことで、プロ6名、アマ2名を招待するという。
ISPSの契約選手だけでなく、欧州の障害者ゴルファーであり、ISPSアンバサダーのブレンダン・ローラーや日本のトップアマチュアなども招待する予定だ。
競技は72ホール・ストロークプレーで行なわれ、上位65位タイまでの選手が決勝ラウンドに進出。
DPワールドツアーランキング及び日本ゴルフツアーの賞金ランキング対象試合となっており、優勝者は2022年シーズンの残り試合及び、以後2年間のDPワールドツアー、日本ゴルフツアーの出場資格を獲得できる。

「約10か月間かけて、大会開催の発表に至りました。
80ページ以上の契約書を欧州ツアーと何度もやりとりしながら修正し、双方が徹底的に納得するまで議論を交わした結果、トーナメントを開催する運びとなったのです。
DPワールドツアーとの共催は、国内男子ツアーでは初の快挙。
ISPSは世界各地のツアーと関係を深めていますが、なかでもDPワールドツアーとの関係は特別なもの。
私も名誉会員を務めています」

「閉塞感のある日本ゴルフ界に風穴を開けたいと思っています。
80人以上来る欧州の選手たちに、日本の良さを知って欲しいし、日本人選手たちにもこれを機に海外に出て欲しい。」

以前より「世界ランクの高い試合をやりたい」と語っていた半田会長。
国内では、PGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」に次ぐ世界ランク獲得ポイントの高い試合となる予定だが、その結果、「マスターズ」や「全英オープン」などのメジャーに、出やすくなるというメリットもある。
海外ツアーでの転戦を夢見る日本人選手にとって、非常に大きな足がかりとなることは間違いない。

なお、ISPSのゴルフイベントといえば、焼き芋、アイスなどの食べ放題のほか、選手向けの「いけすの釣り堀」などが有名だが、これらの実施についてはDPワールドツアー側に打診中。
「ゴルフ文化の創造」の一環として行なわれている薪能や花火、プロレスなどのイベントについても、DPワールドツアーとの協議で最終決定されるという。

DPワールドツアーCEO
キース・ペリー氏

©ISPS

日本開催にあたり、ISPS以上のパートナーは考えられない

DPワールドツアー(以下DPWT)とISPSとの関係は10年来のものとなりますが、半田会長は、障害者ゴルファーを支援した先駆者であり、その足跡を辿って、障害者ゴルファーのために世界的な舞台を作りたいという私たちの取り組みを支持してくれています。
能力や年齢、障害の有無などは関係なく、どんな人も一緒に楽しめるのがゴルフです。
そういう価値観をISPSとDPWTでは共有しており、ISPS以上のパートナーは日本では考えられません。
DPWTにとって日本は51番目の開催国となりますが、4月に日本で皆さんにお会いすることを私も選手たちもとても楽しみにしています。

ISPS HANDA欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!【大会要項】

主  催:DPワールドツアー(旧ヨーロピアンツアー)
共  催:JGTO(日本ゴルフツアー機構)
特別協賛:国際スポーツ振興協会(ISPS)
会  場:PGM石岡ゴルフクラブ(茨城県)
開催期日:2022年4月21〜24日 *4月20日プロアマ大会あり。25日は予備日。
賞金総額:200万ドル(約2億2564万円)
出場人数:132名(DPワールドツアー83名、 JGTO41名、招待選手8名)
*招待選手には障害者ゴルファー、日本のトップアマも含まれる予定。
競技方法:72ホール・ストロークプレー、36ホール終了後、上位65位タイまでの選手が 決勝ラウンドへ進出
その他:
①DPワールドツアーランキング及びJGTO賞金ランキング対象試合
②優勝者は、2022年シーズンの残りの試合及び、以後2年間のDPワールドツアーの出場資格獲得
③優勝者は、2022年シーズンの残り試合及び、以降2年間のJGTOツアートーナメントの出場資格獲得
④優勝者は、DPワールドツアーランキングポイント(2750ポイント)を獲得 

Text/Eiko Oizumi
Photo/ISPS、Eiko Oizumi

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